定年延長・再雇用 企業を取り巻く環境ENVIRONMENT

高齢化の加速と労働力人口の減少

内閣府「令和4年版高齢社会白書」によれば、いわゆる「高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)は令和3年10月1日時点で28.9%となっています。高齢化率は今後も上昇を続け、令和 18(2036)年には33.3%、つまり総人口の3人に1人が65歳以上になると推計されています。

一方で、若年層を中心に労働力人口(15 歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた人口)は減少局面に転じています。このように労働人口の減少が見込まれる中、企業としては必然的に、高年齢者層(60歳代以上)の活用を推進せざるを得ない状況になっていきます。

高齢化の推移と将来推計

  • 高齢化率:総人口に占める65歳以上人口の割合
  • 労働力人口:15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた人口
高齢化の推移と将来推計
資料出所:内閣府「令和4年版高齢社会白書」(2022年)
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